ヨガとは心の動きをとめること

先日、博多で開催された
青木千草さんのヨガレッスンを受けてきました。

以前、お付き合いしていたクライアント様のところでかじった程度のヨガ
もちろん、身体も堅いし前屈も開脚もできません。
周囲の参加者の人達が初心者と言いながら、千草さんの指示に沿ってそつなくポーズを
こなしている中、一人汗だくでひっどい顔してなんとか受けてましたw

それでも心に響いたことをシェアします

ヨガは何のためにするのか

私自身が運動を得意としないこともあり
人々がなぜヨガにハマるのかずっと疑問を持ってました

人それぞれヨガをする理由はあると思うのですが
ヨガは心の動きを止めること、ヨガは自分を知るためのツール
と常日頃、千草さんは仰っています

目の前で起こった出来事に対して
振り子のようにプラスに行ったりマイナスに行ったりする心を静める。
それはなんとなくわかるのですが
それがポーズと何の関係があるのか結びつかなったんです

簡単そうに見えてやってみると難しいヨガのポーズを取っている時は
そんな自分と向き合うとか言ってもそんな余裕はないし、身体は痛いし
やっと終わったと思ったら息は上がってるし、あちこち筋肉痛なるし
そんなんだったら机の上で、自分を知る100の質問みたいなもので向き合う方が楽やん?

そんなことを思っていました

身体が堅いことには理由がある

この日のレッスンは、ヨガの前と後に
千草さんがヨガの意味やポーズについて解説してくれました。

その中で一番衝撃だったのは

身体が堅いことには理由がある

ということ。
単純に、普段運動してないからという要素もあるかもしれないですが
大きなところはメンタルなんだと。

私をはじめ多くの人がそうかもしれないですが
身体が堅い、運動してないとかみんな自覚しているので
私身体かたいんですー
日頃なかなか運動してなくてー

という風に言葉を発したことありませんか?
それが、身体が堅い理由の一つだとおっしゃっていました

言霊という言葉があるように
言葉には魂が宿ります
そんな風になりたいと思っていなくても
言葉に出すことで潜在意識に刷り込まれ本当にそうなっていくそうです

ちょっと難易度の高いポーズ
柔軟性が必要なポーズ
無理に取ろうとすると身体のどこかが痛くなる
痛いー!むりー!
私はそんな風に言葉が出てしまっていたのですが
その言葉がその心が身体をかたくしている理由の一つなのだと気が付きました

身体を見ればその人の生き様がわかる

身体の部位と心はリンクしていて
股関節が堅い人は、NOが言えない
本当の気持ちは股関節にたまっている
肩が堅い人は、責任感が強く頑張りすぎている


ヨガのポーズの一つ一つにはちゃんと意味があって
そんな身体の声をポーズを通して聞くことで自分の心と向き合い
何が起こっても自分を愛して、自分との約束を守る

ヨガで自分と向き合うということが
少し理解できたような気がしています。

ヨガ哲学を日常に活かすって
簡単そうに見えて本当にやるのは難しいのですが
教わったストレッチやポーズも合わせて少しずつ続けてみようと思っております